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昨日はセナで、今日はhide。ヒーローの命日が二日続くのは、なかなか切ない事であります。
去年もhideの命日に色々書こうと思ったけど、どうにも書けなかったなぁ。 やっぱりリアルタイムで色々見ていたから、感情や思い出が邪魔してキーボードを叩けなかった。Xの大ファンの友達がショックのあまり入院しちゃってるのも見てるし……。 小生は新聞やテレビをあまり信頼しないタチなんですけど、その下地ができたのがこの頃。 悲しみにくれ泣き叫ぶhideファンを『理解できない』とばっさり切り捨て、嘆かわしいと言わんばかりに眉を顰めるワイドショーのコメンテーター。ファンや彼の音楽仲間の気持ちも知りもしないで、『カリスマミュージシャン突然の自殺!』と煽り立てる各メディア。 ああ、本当にマスコミはFxxkだね…と思い知ったね。 そんな中、彼を愛した人間の気持ちや視線でコメントを出してくれたのが、ロッキン・ママこと東海林のりこさん。東海林さんは築地本願寺の前で泣き崩れるファンの子を抱きしめ、慰めてた。 LUNA SEAファンの小生ですが、hideの死は凄くショックだった。hideのソロの音楽に期待していた事もあったし、小生の大好きなLUNA SEAメンバーがhideの事を兄のように慕っていたので、彼らの心の痛みを思うと……。特にJは「hide兄」と呼んで実の兄貴のように懐いていたから、もう、ね。 hideの最後の雑誌取材はソニーマガジンズ『uv』の巻頭特集で、よりにもよってJとの対談企画だった。その中でhideはその夏行われるツアーやイベントの展望について語っていて、「今年の夏はLUNA SEAとツアー日程合わせて、日本中でうたぐよぉ〜」と、未来についてかなりポジティブな発言をしていた。マリリン・マンソンとのジョイントライブも決まっていたし、zilchもアメリカ上陸直前。そんな人が、こんなところで自殺するわけない。こんなところで死を選ぶわけがない……。 で、そのJさん。NACK5ミッドナイトロックシティのパーソナリティを98年の1月から務めていて、番組が始まって間もない頃にhideがゲストに来た事があった。「Rocket Dive」のプロモーションだったのですが、Jがhideを心から敬愛している様が聞き取れて、本当に微笑ましかった。 きっと……「ピンクスパイダー」やアルバムリリース時にも遊びにきてもらうつもりだったんだろうな……と、今更ながらに思う。 5月6日。ミッドナイトロックシティのオンエアー日。この日ばかりは、Jも収録休んでも仕方ないと思った。Jに無理をして欲しくなかった。結局その日のオンエアーは喋りも何もなしにhideの曲をひたすら、枠の限り、2時間丸々流すという内容だったのだけど、hideの死を告げる時の、曲名を読み上げる時のJが辛そうで辛そうで、もう……聴いていられなかった。 曲を流している時、きっとJ泣いてたんだろうな…。 思い出すだけで胸が痛くなる、悲しい悲しいオンエアーだった。 ・大魔神五人組 バンドメンバーがパートチェンジして一曲演るという、ちょっと変わった企画。ボーカルを務めたのはhideですが……この歌を聴くと……hideちゃん、ソロやる時に相当歌の練習したんだなと思っちまいます。(事実、『お金をいただけるレベル』を目指し何度も何度もリハーサルを積んだとのこと) 沢田がギター上手いのは、元々ギタリストだったから。 ・出山さんと松本さんのインタビュー この世にはミハエル・シューマッハよりも 私服のセンスの悪い男はいないと思っていたが、 上には上がいるという事を実感してしまう映像。 ・Silent Jealousy(Film GIG) hideの衣装を見て 『アカレンジャー!?』と突っ込むのは禁止。 絶対に禁止。 この当時LAに住んでいたメンバー。(その際の様子はニコニコ動画に行って『家紹介』で検索すると出る)弦楽器隊3人は同じアパートに住んでいたのですが、綺麗好きで几帳面なHEATHは電話線の張られまくったhideの部屋が苦手だったらしい(笑 ・「酒持ってこい!!」 セガサターンのゲームの映像らしいのだが、いきなりマジギレするhideに…トラウマ抱えちゃう人続出!演技とはいえ、ここまでマジギレされたら…かなり怖いって。 ちなみに最後のJとの対談で J「ほら、ファンの子とかが『今度一緒に飲んで下さい』とかあるでしょ?たぶん3回飲んだらイヤになるね(笑」 hide「俺は一晩でイヤにさせる自信がある(笑」 そんなにヒドいんか、あんたら。 ・X JAPAN 95 TOKYO DOME - JOKER 画質が荒いから、画面を縮小して見た方がいいかな。 X恒例カウントダウンライブの様子から。詳しい内容は見てのお楽しみだけど、爆笑必至。 いやー、人間って驚くと( ゚д゚)ポカーンって顔するんだねぇ。 ・1995年DAHLIA TOUR HIDEの部屋 HIDEの名物ソロコーナー『HIDEの部屋』in恒例X-Japan年末ドームライブ。Xの弦楽器隊を引き連れ、『POSE』をプレイ。 はっきり言って、ライブのソロコーナーの出来じゃないね。10分強の時間でよくこれだけ魅せられるよ。歌はご愛嬌だけどな!!! ・1996年DAHLIA TOUR FINAL HIDEの部屋 ※注:10年前のライブ映像です。本当に10年前です。 その翌年の『HIDEの部屋』ですが、曲目はやっぱり『POSE』であります。マッキントッシュの起動場面を使っているのが、新しいもの好きの彼らしい。前年よりも歌が上手くなっているのが、もう(笑 ああ、もう、HIDEの部屋だけまとめて映像化してくれないだろうか。今見てもクオリティ高い。 Xのライブでアレやったら、マジ浮くわな(笑 ・笑っていいとも 1996年12月17日 前編・後編 この前日のゲストは、LUNA SEAのRYUICHI&SUGIZOのお二方、翌日のゲストはYOSHIKIと、ヴィジュオタにとっては夢のような展開だったのだが、YOSHIKIが三宅裕司呼びやがったため(ファンの方すみません)一週間丸々ヴィジュアル系の夢は潰えたのでした。ちなみに三宅裕司が呼んだのは、故藤岡卓也氏。 ・X Japan HEY HEY HEY 1997年 前編・後編 どういうわけか、正月出演が恒例になっていたX(笑。結果としてこれが最後のHEY HEY HEY出演になってしまった。この4ヶ月後にTOSHI脱退、9ヶ月後にX解散なんて、誰が想像しただろうか。ここでhideはYOSHIKIに味がわからないと暴露される。(単に雰囲気のいい店に弱いだけの話)余談だが、YOSHIKIが魚食べる時はhideが骨取ってやっていたらしい(大爆笑。 しっかし……今見てもhideのファッションはオシャレだよなぁ〜。 ここからソロワークスの映像。 ・Tell Me PV hideのソロ曲の中でも人気の高い一曲。清原の出演していたエースコックのCMソングだった。この8cmシングルのジャケット、いかにも当時のヴィジュアル系といった趣で、今見ると懐かしい。このPVの中のhideも中性的な美しさで、仕種や表情にドキッとする。 カップリングの「SCANNER」は、アルバム「HIDE YOUR FACE」に収録されている曲だが、シングルバージョンはLUNA SEAのRYUICHIとデュエットしております。(そういう事情があるので、LUNA SEAはトリビュートアルバムで「SCANNER」をカバーしております) で、「Tell Me」を聴いた後にSavage Gardenの「Affirmation」を聴くと、すげー生暖かい気分になれます(爆笑 ・hide - interview on ABC TV 1994 ※ここまでのあらすじ※ 美容師の免許を取りサロンで働く傍ら、バンド活動にも勤しむ松本秀人さん。そんなある日、彼のお店の常連であったお嬢さんが日記に『松本秀人 サーベルタイガー』(サーベルタイガーは当時hideがやってたバンド。ボーカルとドラムは現在D’ERLANGER)と書き残し、失踪。なんとそのお嬢さんは黒い服の似合うヤのつく自由業の娘さん!自由業の方に「何か関わっているのではないか」と疑われたため、松本さんは自由業の方の車に乗せられてしまいます。さて松本さんの運命は如何に! ・Light my Fire(Live) Doorsの「Light my Fire」(邦題:ハートに火をつけて)のカバー。はーい、そこー、ラ○クとは無関係ですよー。で、hideがさかんに「トカゲの王様」と言っているのは、Doorsのボーカルのジム・モリスンが「The Lizard King」と呼ばれていたから。原曲はやたらと間奏が長いんだけど、これはコンパクトにまとまってますね(笑 ・限界破裂 PV hideというと赤やピンクの髪の印象が強いが、このPVでは髪を真緑に染めている。なので何だか雰囲気が違うのだが、似合っているのはさすが。 どーでもいいが、hideは丈の短い上着はあまり着てないような気が。バンド時代からお尻が隠れるような服ばっかりなような。で、上着の丈が短くなると、ズボンがダボダボになる(笑 ・Beauty & Stupid PV 中期hideソロ。GSっぽいサンドに合わせてか、PVもそこはかとなくレトロな雰囲気を取り入れております。この頃の曲は日テレ「夜もヒッパレ」にランクインしていたので、マルシアとかに歌われてたなぁ。ただ、この曲を上手く歌えるのは、hide以外では清春くらいだよな、というのが私見(爆笑 ・D.o.D(Drink or Die)(Live) 「オヤジをみくびっちゃいけねぇよ。 オヤジ万歳!!」って、なんなのさ(大爆笑 ある意味hideのテーマソングであるD.o.Dのライブ映像。まるで宴会場のような雰囲気は何なんだ!(笑。最初にhideに一気を強要されたのは、警備会社の伊藤さん。この方、LUNA SEAのライブ会場の警備もしてましたねぇ。 ・MIX LEMONed JERRY 毎年夏に行われていた、オールナイトクラブイベント『MIX LEMONed JERRY 』。当時としては画期的なインターネット中継を実施。(確か90年代後半くらいの話よ。早過ぎる!どれくらい時代を先取りしてたんだよ!)その配信映像から。 このhideの顔、比較的薄化粧で、限りなくスッピンに近いんじゃないかと言われている。ライターの大島暁美嬢が元SHOXX編集長の星子氏を、「スッピンだとhideちゃんだってわかんなかったくせに!」と笑っていた事があるので、化粧するとかなり顔が変わるんだろうね、彼。
by hypermind
| 2007-05-02 06:00
| 音楽
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