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元LUNA SEA、現Tourbillon のINORAN氏は、大のF1好きであります。そのせいかレーシングドライバー関係の知り合いも多く、特に元F1ドライバーの片山右京氏とは一緒に遊んだりするような仲なのだそうです。
LUNA SEAファンクラブ『SLAVE』の会報に掲載されたINORANと右京さんの対談を、ここでリプレイ。 ------------------------------------------------------------- 今回のゲストは、レーサーの片山右京さんです。 右京:コンサート観て、カッコイイなぁというのは思うよね。東京ドーム行って、観てて、同じ男としても羨ましいもんね。 INORAN:でも、そりゃ逆も言えますよ。レースとか観に行くと、ぜってー10年早かったら…って絶対ムリなのにそう思っちゃう。 右京:でも、確率の問題でさ、例えばレーシングスーツ着てね、ヘルメットかぶってその雰囲気を味わうってことはできるんだよ、絶対に。金出しゃF3でも出れるじゃん。けど、東京ドームであの観客を前にしてっていうのは絶対できないよね。コロガシの前に足をこう(モニターに足をかける)やりたいね(笑。かーっこいいよねー。 INORAN:ああ、こうやってね(笑 右京:LUNA SEAって分かんない人には分かんないと思うんだよね。ちょっとイッちゃってる加減が、やっぱカッコ良く見えるんだよね。 INORAN:ああ、そうかな。ありがとうございます(笑。でも、やっぱレースも出来ないですよ。 右京:レースもやっぱスポンサーとかなんとかをシカトして自分のために出来るくらい上のレースに行けたら楽しいけどね。そのシチュエーションを楽しめるね。 INORAN:変な話、東京ドームとF1と比べちゃうのはあれなんですけど、そういういわゆる頂点みたいなところに行くと、すっごいお金がかかってくるわけじゃないですか。F1とかだと当てちゃったら何千万とかになっちゃうじゃないですか。……出来ないですよ。ゴメン、第一コーナー真っ直ぐみたいな……(笑 右京:ゴメンで済ますね。やっちゃった!って(笑。ベンツ一台。 INORAN:その気負いとかって……。 右京:いや、全然気にしない。だってさ、コンサートの時にホントにテンション上がっちゃったら、KISSのジーン・シモンズみたいにギター振り回したくなる気持ちって、たまに出ない? INORAN:なりますよ。 右京:それと一緒でスポンサーがいて出来ることだから、レースって車降りたらドライバーってやっぱり礼儀正しくないといけないし、人間的にしっかりしていないとダメだと思うんだけど、ヘルメットかぶっちゃってスイッチ入ったら、カメラマンが横でこうやってても「ひくぞ!コラッ」とか、ヘルメットの中っていうのは別の人間なんだよね。で、メカニックとかタイヤ交換でもフラップが上がったりしたらさ、ひいちゃったりすることがあるわけよ。でも、もう全然そういうことも気にしてないし。で、自分の前にいるヤツはみんな敵だしさ。それはテンションの有り方でさ。レースが始まる前とかコンサートが始まる前とか、スタートする瞬間とか、そういうテンションっていうのはみんな一緒だから。 INORAN:うん、そうですよね。 右京:で、それが大きければ大きいほどプレッシャーはあるけど、興奮度も違うよね。だからやめらんないっていうのはあるよね。 INORAN:癖になっちゃう。 右京:昨日ね、NHKのラジオで対談した小林研一郎さんっていう日本フィルハーモニーとかずっと何十年も年間90回以上指揮をとってて、例えばカロヤンとか…カロヤンは頭だっつーの(笑)! 全員:(笑。 INORAN:(笑。カラヤン。 右京:どーも!突っ込んでいただいて……(笑。カラヤンとか師事してすっごい有名な指揮者の人らしいんだけど、その人と話したら…もうその人なんてさ、そうやって同じ様にオーケストラにいて、聴衆がいて、タクト振って、ある意味では主役。だけど何も考えていない。聞いててすっげぇなーと。さすがに60才くらいのジジィになると、経験積んでるからすげぇのかなっていうのと、多分俺と違って本物なんだなぁって感じさせるんだよね。「始まる前とか、どうやってテンション上げていくんですか?」って聞いたら、「いや、ワシは寝てる」ガーガー寝てて、始まる3分前に起こしてもらうんだって。それが自分の自然だっていうんだよね。すっごいなぁそれが出来るのはって思った。 INORAN:そこに行くまでにはやっぱり……。 右京:で、俺「30代でもそうでした?」って聞いたの。したら「30代はムリだったな」って言ってたから、少し安心したけど。そこまで行けたらいいなぁ。 INORAN:いいっすよね。経験を積めば積むほど、自分の引き出し方がわかるっていうか。テンションの持っていき方とか。そういうの経験積まないと分かんないもん。 右京:自分の中のもう一人の自分って誰でも絶対に持っているんだよ。で、プロをやっている以上は道を突き進まなくちゃいけないじゃない。INORANだってさ、コンサートとかでやっぱり良かった日と悪かった日と如実にね、自分の中であるでしょ?あるはずだしさ。なけりゃ本物になっていかないし。それが何かって分からないじゃない、答えがさ。漠然と失敗してダメ出しとか考えたり、それだけ練習はするんだけど、でもそれが答えの全てじゃないっていうのも分かってんだよね。もっとメンタル的な部分だったり。だからっつってやめらんないっていうのもあるんだけど。 INORAN:でも、それすごい前向きにやっていけば絶対、必ずそれに突破口がありますよね。ちゃんとそのキーワードって絶対ある。 右京:音楽のことなんかは、分かんないけどなぁ。エリック・クラプトンってギターの神様っていうじゃん。やっぱり同じ演奏者としてさ、彼の演奏って違う? INORAN:そうですね、ウマイ人っていうかいわゆるすごい人っていうのは、テクニック云々じゃなくて、経験が身になっているという。結局、音とかにも入ってるし。生きざまが入ってるんですよね。そういうのは感じる。 右京:見てて、そいつが出てきて、立って、コード押さえてこう1回ビロ〜ンとやると……(笑)ビロ〜ンじゃねぇか、そりゃ失礼か(笑。 INORAN:(笑。ジャラ〜ンね。 右京:ジャラ〜ンってやっただけで、みんなイッちゃう。 INORAN:そんぐらいになれればね。 右京:もうそりゃ空気だね。オーラとか「気」を出すんだね。でも、そんだけ真面目に前向きに生きているのが伝わればさ。 INORAN:やっぱ、ジャンプ・アップはそんなないから。一つ一つだから。ま、志というか目標は高くしてもいいんだけど、これ(高い目標)を望むんではなくて、この過程に何を持っていくかっていうので決まる。 右京:次の目標っていうのは?内面的なものとか含めて、例えばなんかこう将来的に漠然として自分が目指しているアーティストの雰囲気とか方向とかがあるじゃない?そのために自分が次に片付けていきたいステップって今ある? INORAN:うん。…僕、漠然としてしかないんだけど、基本的に音楽っていうのが好きで、それに囲まれながら生きていって、死んでいきたいっていう。ギター弾くとかなんとかじゃなくって、それを今の立場でやるっていうのは、よい音楽を作る。もっともっとよい曲を作る。そのためには色んな経験をしなきゃいけないんだろうし、したいなっていう……。それぐらいにしか思ってない。それが絶対身になると思うし。ま、楽しみながら…。絶対楽しいことはちょっとでもあるし。辛いことも多いけど。そん時はやっぱりやっててよかったなというのはあるから、大丈夫です。 右京:偉いよね、でもね。 INORAN:そんなことないっすよ。 (次回に続く)
by hypermind
| 2006-09-14 19:25
| LUNA SEA
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