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昨日の話の続きになりますが。
最近は「『ボヘミアン・ラプソディ』が当たったせいか、ミュージシャンの伝記映画が増えている」とかたまに言われますけど、昔からミュージシャンの伝記映画はあったぞなもし! 幾つか挙げてみましょう。 ・『シド・アンド・ナンシー』(1986年) 今やオスカー俳優となったゲイリー・オールドマン先生が、若き頃に出演した映画。シド役を演じた先生は、これで一躍注目を浴びたそうな。変な役をやらせたら当代随一なんて評価がついたのは、この頃からだったのか……。どうでもいい小話。ラリったシドは、同じスタジオでレコーディングしていたQueenの作業場に乱入して、フレディに喧嘩を売ったらしい。でも、フレディに襟首掴まれてつまみ出されたそうな。ロジャー曰く「あいつはバカだ」 ・『ドアーズ』(1991年) オリバー・ストーン監督が、ロックバンド『ドアーズ』のボーカリスト、“リザード・キング” ジム・モリスンの半生を描く。ジム役は『トップガン』で知られたヴァル・キルマー。鑑賞した方の感想を読むと、「ヴァル・キルマーがすごい」っていうのが多いな。何故みな、内容については言及しない。何故だ。 ・『Ray/レイ』(2004年) 日本では『いとしのエリー』のカバーでお馴染みのミュージシャン、レイ・チャールズの伝記映画。レイを演じたのは『アニー』でも美声を聞かせたジェイミー・フォックス。彼、ジュリアード音楽院でピアノ学んでいるのよね。なお、この映画でジェイミーはアカデミー主演男優賞、GG主演男優賞、BAFTA(英国アカデミー賞)主演男優賞を受賞しています。 ・『エディット・ピアフ 愛の讃歌』(2007年) シャンソン歌手エディット・ピアフの生涯をマリオン・コティヤール主演で描いた作品。マリオン美人なのに、ピアフメイクをしたら(以下略)。歌は吹き替えでした。 ・『ジェームス・ブラウン~最高の魂(ソウル)を持つ男~』(2014年) ソウルの帝王ジェームズ・ブラウンを、『ブラックパンサー』チャドウィック・ボーズマンが熱演した伝記映画。小生未鑑賞ですが、予告編を見る限りじゃハイネス(どうしてもこう呼んじゃう)滅茶苦茶魂こもってます。映画サイトよりも、音楽系のサイトで取り上げられていることが多いのが、なんとも(笑 ・『MILES AHEAD マイルス・デイヴィス 空白の5年間』(2015年) ジャズの帝王マイルス・デイヴィスを、『アベンジャーズ』『アイアンマン』シリーズのローディ役で知られたドン・チードルが演じます。……すまん、小生まだこれ観ていないのよ。レンタル屋にも置いていないし。写真見る限りじゃマイルス御大っぽさないけど、映画の中ならマイルスに見えるのかしら? ・『アイ・ソー・ザ・ライト』(2015年) みんな大好きロキさんこと、トム・ヒドルストンがアメリカのカントリー歌手、ハンク・ウィリアムズを演じた作品。アベンジャーズメンバー、音楽映画結構やってるな!この映画、トムヒはとても頑張っていた。歌もギターも頑張っていた。ただ、内容が暗すぎた。 それとやっぱり小生は、トムヒにはイギリス英語か平川さんボイスで喋っていて欲しいクチです(苦笑 後は、『アマデウス』、『戦場のピアニスト』、『ジャージーボーイズ』、『8Mile』もミュージシャン伝記映画ジャンルに入るのかねぇ。 伝記映画でただいま待機中なのが、エルトン・ジョンの『ロケットマン』。タロン・エガートンがエルトンを演じます。トレイラーは完成したのかな? で、デヴィッド・ボウイの伝記映画『Stardust』は6月から撮影開始らしいけど、遺族が楽曲使用許可下ろさなかったらしいですよ。……楽曲なしに、どうやってミュージシャンの伝記映画を作るつもりだ。ブライアンやロジャーに頼めば、『Under Pressure』なら使えるだろうけど。 そのうち時間があったら、『伝記映画が作られそうな夭折したメンバーがいるバンドと、その実現の可能性』について考えてみたいと思います。
by hypermind
| 2019-03-15 07:04
| 映画
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