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『君の名前で僕を呼んで』を観てきました。子供は観に行っちゃダメ!!
1983年のイタリア。17歳のエリオ(ティモシー・シャラメ)は、家族と滞在していた別荘で、大学教授の父親がアシスタントとして招聘したオリヴァー(アーミー・ハマー)と出会う。 アメリカ人のオリヴァーは若くてハンサムで、尚且つ知的で自信もあって……。最初は毛嫌いしていたエリオも、いつの間にやらオリヴァーの部屋に入って、服を拝借して(以下略)なことをするようになっていた。 抑え切れない若い情欲の中、同年代のガールフレンドを作ったりもするけれど、結局考えるのはハンサムなオリヴァーのこと。 オリヴァーがイタリアに滞在するのは6週間。二人に与えられた時間は、この6週間。 一生に一度の、決して忘れられない夏が始まる……。 平たく言えば、BLです。絵画のような美しい画面、美しい音楽、美しい登場人物(これ重要。超重要)、6週間という限られた時間で芽生え、育っていく、少年と青年の間の年齢の瑞々しい恋心。 どこを切っても、情緒的で美しい映画。 BLだけど、同○誌のレイティングでいうと、一応全年齢向けかな。すけべはないよ!全裸もないよ!だから、ボカシもないよ!事後はあるけど! この映画のキモは、エリオが一人の美青年に惹かれて、恋をして、結ばれて、両親の粋な計らいで二人きりで旅に出て、幸せ絶頂の中で期限が来たから別れて……という、若者の一つの恋の丁寧な描写。 同性なのに段々と惹かれていって、どうしようもないくらいに(下心込みで)恋心が育っていって、なんとか両思いになれて……の流れが、丁寧に描かれています。もどかしいくらいに、丁寧に、丁寧に。 だから、物語の終盤で二人で旅に出た時、「よかったね、よかったね。でももうすぐお別れなのね」と、無駄に感情移入して泣きそうになったもの。 そして!!これも衝撃のラストですよ。このテのお話では腐るほど見た展開ですけど、でも二人の恋を応援していた観客は、ここで一気に現実に突き落とされます。色々な意味で、泣けます。 エンドロールで延々と流れるエリオの美しいことったら!奇跡的な美をここまで映像に残してくれてありがとうって気持ちです。 一つだけ文句をつけるとすれば。食べ物をいかがわしいことに使うのは、非常に感心しないな(苦笑 それと、この映画で改めて確信した!アーミー・ハマーは実写版エルヴィンだ。 すご〜く綺麗な映画なんですけど、男同士でチュッチュしたり、それ以上もしているので、このテのものに免疫がない人はオススメしない。
by hypermind
| 2018-08-17 07:15
| 映画
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