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前回のお話。
さて、前回も語ったのですが、小生宅のお隣に住んでいる葛城さん(仮名)には、アラカンのハイパーニートがおります。その息子、諸般の事情でやや精神を病んでおりまして、お隣のおばちゃんはその息子の将来を考えてか、少しでも息子に財産を残そうとあれこれ節約をしておりました。 2年半前におじさんが亡くなった際、葬儀関係のNPOに相談したところ、『家族葬なら安く済みますよ』と見積もりの金額を見せられ、家族葬でおじさんを送ることにしたのですが。 皆さん、もし『家族葬』と発表があった場合、葬儀に参加するでしょうか? 家族で内々に送りたいのねと考え、皆葬儀への参列を自粛すると思うのです。なので、隣組の人間は、誰も葬儀に参加しなかったのですよ。(小生宅は隣にあるのですが、葛城さん家より新造の住宅地なので、隣組の班が違うのです)辛うじて参加したのが、小生宅の隣組の班の人が2〜3軒。 それで、葛城のおばちゃんブチキレですよ。 ああ、小生いつも葛城のおばちゃんと呼んでるので、これからそう書きます。 どうやら葬儀屋は、『家族葬ですが、どなたでも参列できるお式です』とか言ったらしいのよ。葛城のおばちゃんはひたすらにかかる銭のことで頭がいっぱいで、『家族葬=安く済む』の認識しかなかったっぽいのよ。 ですが世間一般の認識は、『家族葬=来るんじゃねぇ』ですから、もうその辺りから、おばちゃんのフラストレーションはたまりだしたのです。 待てども待てども、葬儀会場には大して人は来ない。それでも、亡くなったおじちゃんは腕のいい職人だったので、どうしてもお別れを言いたいと、生前誼みのあった人が参列したようなのだけど、おばちゃんが期待していたほど人は来なかった。当たり前だけど。 更にひどいことに、家族葬と銘打ったのにそれなりに人が来ちゃったから、葬儀屋も足元見て見積もりよりも高い請求書を送りつけたという……。 それで、葛城のおばちゃんダブルでブチキレですよ。 そんなわけで葬儀後、小生の母親が様子を見に行ったら、おばちゃんから延々と愚痴のオンパレードを聞かされたのよ。 「〇〇さんちと□□さんちの葬式があった時、うちはン万円包んでいったのに、二軒ともお父さんの葬式に来なかった!」 「そりゃ、家族葬って言ったら、誰も来ないよ」 「でも、葬式屋は誰が来てもいいって言ったんだよ!」 「普通は家族葬っていったら、家族だけで送り出すから誰も来ないでくれって意味なんだよ」 「けど葬式屋は、誰が来ても大丈夫って言ったんだよ!だから待ってたのに、全然来なかった!!」 「家族葬って言ったら(略」(以下無限ループ) ……葛城さん家から戻ってきたおかんはやけにげっそりした様子で、 「あれだったら家族葬なんてケチなこと言わないで、普通のお葬式にして沢山お香典貰った方がよかったんじゃないの?おじちゃんは仕事の付き合いが広かった人なんだから……」 とにかく、 ・あそこん家はお父さんの葬式に来なかった、うちはいくら包んでいったのに ・家族葬って誰が来てもいいって葬式屋が言った の無限ループ状態で、小生のおかんもえらく疲れてしまった模様。もう葛城さん家に行くのが辛いとぼやきだす始末でありました。 行く度に同じ愚痴を1時間も聞かされるので、いやになったおかんは段々お隣の家に行く回数も減っていきました。 毎度毎度聞かされるのが金の愚痴では、流石の小生おかんも参っちまったようです。 その頃でしょうか?大川という婆さんが、葛城のおばちゃんに駐車料金のことを尋ねたのは。 将来の見えない葛城家に落とされた、『駐車料金』という不労所得への誘い。 ニートがいても金が勝手に入るこのシステムに、葛城のおばちゃんが心惹かれていくのは、仕方のないお話でありました。 続きは次回の講釈で。 ☆今回の教訓☆ 家族葬っていったら、みんな遠慮して葬式に来ないから!!
by hypermind
| 2016-07-27 07:02
| 雑記
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Comments(2)
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いぶ子
at 2016-07-27 13:15
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あまみさん、こんにちは(^O^)
続きが気になっていました! 葛城のおばさま、アラカンの息子さんを抱えていたりと苦労がありそうですが、あまりにしんどくて葬儀屋さんのお得トークに目が曇ってしまったんですかね…。 葬儀の値段は出来高(きた人数やかかった時間)、見積もりからはみ出るって部分をおばさまにしっかり伝えてあげてほしかった。 家族葬って今はよく聞きますが、誰が来ても良いって初めて聞きました(笑)紛らわしいから身内だけなら密葬で統一しちゃだめなのかなー。 あまみさんも、お母様もお疲れ様です(T_T)
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hypermind at 2016-07-28 19:51
こんばんは。ハイパーニートが金はせびり口も出すけど、実務は一切しないっつー、困ったタイプでして。少しぼけが入ったおばちゃんに揚げ足取りばかりするので、親子の会話に同席するのはかなり『苛つく』そうです。
葬儀を取り仕切ったのが葬儀屋という名のNPO法人なので、普通の葬儀屋とは若干違うのかも知れません。密葬言ったら、「誰も来ない」とおばちゃんに思われて、絶対に洗濯しないかと。『安く済んで、いっぱい人がくる』のが理想だったようです。そんなんあるかーー!!
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