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☆相変わらず聖闘士星矢に全く掠りもしない前口上
小生が小学生の頃から『月刊ムー』という、オカルト系の雑誌があったんだけどね、フツーに毎月本屋に置いてあったのには驚きだった。本屋に毎月置いてあるってことは、毎月誰かが買っていくってことでしょ?ケイブンシャの大百科みたいにネタで流せるならまだしも、あの『学研』から発行されていたから、子供心にそのシュールさは凄まじかったのよ。 小生の中じゃ『月刊ムー』は、キバヤシの『MMR』と同ジャンルに位置づけられてます、ハイ。 怖い話とか好きなんだけどね、『ムー』とか『MMR』はまたちょっと小生の好みとはズレてるんだよなぁ。 【悪魔も恐れる悪魔以上の男といえば】 とはいっても、浪川氏にアス兄貴役は合わないとは思う(笑 べーやん=アルバフィカさん、マンダ氏=エルシドさん、モッさん=アルデバラン、変人48面相=LCシオン様なんだよね、このアニメ(爆笑 今月号雑感 ・完全に朽ち果て骨となったユーゴの指先に触れ、泣く直前なシオン様から、今回はスタート ・「慣れていると思っていた…。私は聖衣を通じて多くの聖闘士の生涯を見た。アヴニールの過去にも胸が引き裂かれそうだったのに…私は何も理解ってはいなかった…。現実の人との別れなど……ッ…」 ・眉間に皺を寄せ、歯を食いしばり、目元が滲んでいるシオン様。あ、泣くわ。これ泣くわ ・それを見て、『やべぇ』と言わんばかり表情を浮かべるマニさん。まぁ、こういう状況でシオン様が泣いちゃっても、マニさんがハクレイ様に問い詰められることはないと思うよ、多分 ・でも、マニさんはシオン様の髪をグシャグシャにすると、 だからってあんまり引きずるな!! ・まぁ、マニさんやア様は、シオン様くらいの歳でバンバン人死にを見てきたんだよなぁ…… ・「ユーゴ(こいつ)も言っていたろ!こんなこと、これから俺達には何度だってある!早く慣れろ!」 ・「………。これは慣れるものなのか?」、「知らねェよ。だけど皆どっかに押し込めて何とかやってる。「死」に奪われた奴らへの気持ちはな」 ・妙に言葉に生々しさがあるのをシオン様は察したのか、マニさんに訊ねます。「お前はどうなんだ?マニゴルド」 ・「うるせーよ!余計なこと勘ぐってねェでとっとと聖域に帰るぞ!このこともお師匠に報告しなきゃなんねェ!!」 ・いつもの軽い調子でそうあしらうマニさんですが……こう語る顔つきは、普段のものではありませんでした ・「あんたの弟子のマニゴルドは、神の分身にすら歯が立ちませんでしたとさってな」 ・険しいマニゴルドの雰囲気に気圧されるシオン様。これが聖戦なのだと、再び実感したようです ・さて、ジャミールの館。ハクレイ様は弟と会話中。「消失していたシオンとマニゴルドの小宇宙が戻った。そして、アヴニールの小宇宙も…」、「……ええ。シオンはついにアヴニールの牡羊座の聖衣を手にしたようですな」、「セージよ…、アヴニール達は未来へ帰れたのじゃろうか」、「…さて。それが彼ら、時を越えた者らの願いでしたからね」 ・取り敢えず、『12モンキーズ』にならなくてよかった。EDがサッチモにならなくてよかった ・「たとえ平和に生まれ変わっていても、滅んだままにしても、最後はあの未来に帰りたいと」 ・「『ベルセルク』は話が進んだだろうか?『スター・ウォーズ』のEP7以降は完成しただろうか?『AKIRA』の実写版は進んだか?『CSI』のシーズン13は?『ブレイキング・バッド』は、ウォルターはどうなっている?気になって仕方ない!!」なんて気がかりがあったら、アヴさん可哀想 ・「そうじゃ、だからわしらは語ったのじゃ。我ら一族に伝わるムーの文明と遺産の話を。時を越える技術など、夢物語に等しい。だが、神の力と高度文明の融合したムーには、それを実現する技術があるやも知れぬと。アヴニールはたいそうその話を気に入っていたの」 未来の世界の牡羊座の黄金聖闘士 ・「ええ。この時代での自分たちの最後の場所に選ぶ程に」、「結局時を越える術は、それこそその時の神達にしか分からぬ。わしら人間はただ、与えられた世界と命で、時間を辿るしかない」、「それが唯一の未来を変える方法」、「そうじゃ。望む未来を強く願い(イメージ)しながらな。かつてのわしらやアヴニールのように」 ・聖衣箱を背負い、山岳地帯から去るシオン様。その胸を去来するものは、何なのか ・それから約20年後、中国五老峰。廬山の大瀑布の前で魔星監視中の童虎は、魔星を封じた塔から何か飛び立ったのを感じます。気のせいかと思いますが……気のせいじゃなかった! ・「気のせいではない…!早過ぎる…!聖戦が終わってまだ、14年しか経っておらんのに…」 ・信じられない状況に、驚く童虎。シオン様にテレパシーを送ります ・『シオン…!聞こえているか、シオンよ…!今まさに聖域へ邪悪な小宇宙が向かっておる…!早々に臨戦態勢へ入るが良い…!シオンよ!!』 ・瞑想中と思しきシオン様はゆっくりと椅子から立ち上がると、「聞こえているよ、童虎。この小宇宙、多少馴染みがある。育ちつつある聖域の新芽を踏み散らかせぬ!」 ・さて、空から飛んできた巨大な流星のようなものは、聖域内十二宮近くに落下。金牛宮でそれを見守っていたテネオは、落下地点近くで修練していた弟子達が心配で駆け出します ・テネオの到着にぞろぞろとやってくる聖闘士や弟子達。彼らの話によると、目の前が光ったと思ったら、皆急に石像のように動かなくなったそうな ・先日からまた始まった『銀魂』のアニメ第一話がこんな感じだっただなんて、思ったけど言わない ・と、そう語る聖闘士も動かなくなっちゃった。周りのモブも皆動かなくなっちゃった ・で、報告していた聖闘士の名前がレナーって…… ・「…そんな…。皆凍てついたように停止した…。この状態、…まさか…。シオン様が聖衣継承の時、迷い込んだという…」 ・「んははははは。死に損ないのテネオ君は流石に真面目だねェ」 ・石柱の上に見える、影。「教皇シオン様の話は一言もらさず覚えてるってか」 ・アナンダ「それ位、フツーじゃね?」 ・「…この子達の動きを奪ったのはお前か…。何者だ!?この子達に何をした!!?」「俺は何もしてねェよ。こいつらの時間が止まったのは、こいつらの小宇宙が弱いせいさ」 ・剣呑な目付きでテネオを見下ろす親父。「今やこの聖域は、俺の結界『時の牢獄』の中よ!!何者かって言ってくれたな」 これでこの聖域は現世から完全に隔離されたぜ!! ・あんな事があっても、アス兄貴に『様』をつけるテネオ君 ・「おいおい、あいつの話はするんじゃねェよ。思い出したくもねェ…あの悪魔…!」 ・悪魔で神に『悪魔』と言われた兄貴は、流石だ ・「神の道でズタズタにされた、この体の時間戻すのも…、あのクソ数珠玉から抜けるのも苦労したんだぜ…」 あまりにもアス兄貴なので笑うしかない ・どうやら親父の話によると、ここが最後の分岐点だとか。今育ちつつあるこの聖域を消せば、未来の天馬星座は存在しない。それどころはアテナは自軍を持たず、ハーデスに殺されて一巻の終わり。そうすれば、神聖衣を持つ天馬星座は、テンマで決まりになる ・しかし、テンマは既に……と言葉を濁すテネオに、親父は最高にハイな笑顔を見せると、「いいや、奴の小宇宙はまだ感じるぜ。流石は俺の可愛い息子ちゃん。そうすりゃ今度こそ奴を引き連れて、天界を引っかき回す。今度こそしっかりプロデュースしてやるぜェ━━━━━━ッ!!!んはははは━━━━━━ッ!!!」 ・高らかに宣言する親父に、「そんなこと許されるはずがない…!!」と小宇宙を高め、石柱を砕くテネオ。しかし、親父の笑いを消すことは出来ません ・「許されるんだな、これが…何たって、俺ァ神!だからな!!!」 ・と、カラオケで小泉今日子の『なんてったってアイドル』を替え歌で歌いそうな杳馬オヤジで、来月に続く!! 無駄にしぶとい杳馬オヤジ。アス兄貴にコテンパンにやられたにもかかわらず、またしぶとく戻ってくる杳馬オヤジ。アス兄貴亡き今、聖域はこの悪魔を追い出すことができるのでしょうか!ギャガーン! という今月の引きですが。杳馬オヤジの魂やら怨念が双子座の聖衣に取り憑いて、それでサガの反乱によりシオン様編END……なんてのも、あり得るような気がしてきた。ちょっとそれは辛いなと思いつつ。 だけどそれならば、杳馬オヤジのシオン様を消す執念、双子座に対する怨念、シオン様がサガに対して感じていた不安も、それなりに説明できちゃうんだよなぁ。 まぁ、シオン様がどのようにしてあの悪魔を退治するのか、楽しみに待ってましょ。 次回聖闘士星矢LC『エクソシスト編』お楽しみに!(大嘘 ……しかし『エクソシスト』なら、杳馬オヤジにはエビ反りして階段を下りてもらわないとな!
by hypermind
| 2015-04-12 13:41
| 聖闘士関連
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Comments(2)
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森咲まゆみ
at 2015-04-12 20:35
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テネオ=アナンダ説に目からウロコ!そうすると立川のアパートでシオンと童虎がルームシェアしてる訳ですね…!最高です。カイロスの呪いがジェミニ聖衣に云々…の下りは私もそう思いました。そうだとしたら辛い因縁だなって。でもアヴ様がムーの地にいたのが伏線だとしたら、実はムウ様がアヴ様の生まれかわりで、未来の希望をつなぐことになった…んだといいなあと思います。
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hypermind at 2015-04-13 18:25
敬愛する人の言葉を聞き逃さない、記憶してるといったら、アナンダでしょうと(笑
シオン様「ハクレイが実家に帰って来いって、うるさいんだ。ジャミールの館増築したって……」童虎「…………」 やだ、そんな聖闘士お兄さん。 某漫画じゃないですが、アヴさんは未来に還ったのだから、魂が廻り廻ってシオン様の側にいる人物であったらいいなぁとは、思います。
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