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長いこと続いてきた『李連杰祭』も、いよいよ今回で最後です。
いや、まだ『阿羅漢』、『ドラゴンゲート』が残ってるんだけど、BDがまだリリースされていないの。『阿羅漢』が4月下旬、『ドラゴンゲート』が7月頭。遠いなぁ。 というわけで、リンチェイさん祭りはこれで閉幕。また新作などを見る機会がありましたら、今度は普通に『映画備忘録』で取り上げたいと思ってます。 ・『レジェンド・オブ・フラッシュ・ファイター 電光飛龍』(吹替:川本克彦・レンタル) 『レジェンド・オブ・フラッシュ・ファイター 格闘飛龍』の続編。前作の最後で秘密結社の会長・陳家洛(チャン・ガーロ)の弟子になった世玉と、彼の肝っ玉母ちゃんの活躍を描くカンフーコメディ映画。今回は組織内の内紛を描いている上に、世玉が会長の命令で、女の子を騙すなんてことをやらかしてくれるので、見ていて少々辛くなることもしばしば。騙された女の子も、世玉のお嫁さんも、もー見てて可哀想になってきちゃってねぇ。(特に騙された女の子)いくら会長が理想を説き、そのために骨を折っても、あの女の子達の涙を見ていたら……陳会長が諸悪の根源な気持ちになってくる不思議!てか会長、新婚の世玉に女を誘惑させる任務なんか与えるなよ!と、個人的には思う。個人的には。 そこに目をつぶれば、笑い有り、超絶アクション有りで楽しい作品なんだけどね。 特に傑作だったのが、木枯らし紋次郎のコスプレをした母さん。香港でも木枯らし紋次郎は有名なのかよ(大爆笑。登場した時、腹筋が引き連れるほど笑ったわ。 後、世玉がひょんなことからおばあちゃんとチッスしてしまうのだけど、アレは実際にリンチェイさんがチッスしたのだろうか……(遠い目 アクションは今回も冴えまくっています。リンチェイさんのアクションは勿論いいんだけど、(筏の上での戦いや、最後の椅子と机を使った対決。落ち葉舞い散る中、目隠しをしてでの剣戟etc)監督のユン・ケイ(『トランスポーター』監督のコリー・ユン)が、母さんの兄弟子役で出演し、華麗な立ち回りを披露しています。アクション指導や武術監督としての活躍が多いコリー・ユンだけど、役者業も出来るのね。 『方世玉』シリーズに関しては、『1』が面白過ぎた。『2』も面白いんだけど、『1』が面白過ぎた。 ・『海洋天堂』(吹替無し) ジェット・リーがアクションを封印し、役者として新境地を描いた作品。フツーのおじさんの役です。本当にフツーのおじさんの役です。 水族館で働く王心誠(ワン・シンチョン)は、自閉症の一人息子・大福(ターフー)を男手一つで育ててきた。しかし心誠は末期の肝臓がんに冒され、余命3ヶ月と医者から宣告されている。その残された時間の中で、自分の死後に息子を預かってくれる施設を探し、また大福にも自分一人で生きていけるだけの術を息子に教え込んでいく。服の着替え方、卵の料理の仕方、バスの乗り方、モップがけの仕方……教えること、伝えておくことは沢山ある。 施設が見つかった後、心誠は大福と共に施設で暮らし始める。残りの時間を大福と共に過ごし、少しでも息子に生活していく方法を、そして『あること』を教える。 そんな二人を見守り支える周りの人々。心誠に思いを寄せる雑貨屋店主のチャイ、心誠の勤務先の水族館の館長、施設の職員。 沢山の人々の優しさの中、心誠は息子と穏やかな時間を過ごしていく……。 あらすじはこんなもの。でも、物語は淡々と、淡々と進んでいく。 感動しろってシーンで、これでもか〜とばかりに主題歌が流れるような映画じゃございません。親子の残された時間を丁寧に穏やかに描いていく。ジェット・リーは息子を強く案じる父親の役。ビックリするほどフツーの、フツーのおじさん。完全にアクションスターオーラ消えてますがな。もしこの役がドニー・イェンだったら、モップ持って掃除しててもそこはかとなく殺気とかが漂いそうだよ。 心誠の大福に対する態度って、確かにお父さんなんだけど、どことなくお母さんぽかったりもする。料理してたり、縫い物してたり、服着替えさせたりはまぁ、奥さんが水の事故で亡くなってるから仕方ないとして。眠ってる大福を見つめる視線とか、暴れる大福を抱きしめて宥める表情とか、父親の顔というよりも、母親の顔に近い気がするんだよな。メイキングを見たら、監督から心誠は「父であり母である男性」と言われていたので、リンチェイさんのこの役作りは正しいのかも知れない。 それから、心誠に想いを寄せる雑貨屋のチャイさん。彼女は心誠に向かって、「絶対に結婚なんかしない」って宣言するの。遠回しな告白をしながら。で、心誠は彼女に言うのね。 「もし俺が再婚したら、大福の面倒を相手にも見てもらうことになる。俺は親だから責任があるけど、相手にそんな苦労はかけさせたくない」 そして、チャイさんの手を握る心誠。二人とも、多分想い合っていたんだろうな。心誠はチャイさんに骨壺に貼る写真渡してたし。 だからこそ、この二人の関係が、切ない。 映画は『OCEAN HEAVEN』のタイトルにふさわしい映像と、 『平凡にして偉大なるすべての父と母へ――』 という言葉で幕を閉じる。 観た後、親の愛について考えたくなる映画。 この映画見たのって、おかんに部屋のガラスを割られた次の日なんだけどさ! 昔のカンフーアクションものの香港映画、面白かったねー。 でも、ジャッキーじゃなくてリンチェイさんにハマる辺りが、小生なんだよなぁ(爆笑
by hypermind
| 2013-04-08 07:06
| 映画
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