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12月27日に間に合わせるぞー!とLUNA SEA突発企画第4弾。
『MOTHER』は文字通り小生の人生を根本から変えてしまったアルバムであります。今こうしているのは、このアルバムのお陰だなー、うん。 【MOTHER】 ファンの間でも評論家達の間でもLUNA SEAの最高傑作と呼ばれる1枚。オリコン初登場2位。名実共にLUNA SEAをトップバンドにのし上げたアルバムである。市川哲史曰く『仮面ライダー』だとか。 細かい説明など不要。プレイヤーに入れて、奇跡的なバンドマジックを堪能せよ!! 1.LOVELESS:原曲・SUGIZO LUNA SEA最強のオープニングナンバー。彼らの重要なライブの1曲目はほぼこれ。(LUNATIC TOKYO、10周年記念ライブ、FINAL ACT、去年のOND)INORANの幻想的なアルペジオが美しい。 この曲でSUGIZOは12弦、6弦、フラットレスギターが必要になり、そのためのあのトリプルネックのキングギドラギターが誕生したのであった。 曲のイントロで『Eins、Zwei、Drei、Vier…』と呟いているのはSUGIZO。ドイツ語で『1,2,3,4』ですね。 2.ROSIER:原曲・J LUNA SEAの名を広く世に知らしめた曲。LUNA SEA3枚目のシングルでオリコン初登場3位。『EDEN』製作後にJは極度の精神的披露から倒れ、一時期ホームレスのような生活を送っていたらしい。(TAIJIといい、どーしてベーシストは…)そこで自分自身への『遺書』として書いたのが、途中の英語詩部分。 I am the trigger. I choose my final way (俺は引き金。最期は自分で選ぶさ) Whether I bloom or fall.is up to me (咲くか散るかは俺次第) という辺りが、Jさんぽいかな…という気はする。 ライブではこの英語詩をJさんが叫んだ後、会場の名前を叫びながらマイクスタンドをブレーンバスターするのがお約束となっている。なので、Jの前にマイクスタンドが置かれたら、次は『ROSIER』と思ってよい。どうでもよいが、ビデオ『REW』にROSIERのPV撮影のオフショットが収録されているのだが、この時のINORANが殺人的に可愛かったと書いておく。 3.FACE TO FACE:原曲・INORAN インダストリアルな香りのナンバー。INORAN原曲のものはベースがやたらカッコいいのだが、これもご多分に漏れず、カッコいい。 この曲も節目節目のライブでよく演奏されている。なので、RYUの声の変化がよくわかる。 4.CIVILIZE:原曲・SUGIZO この曲の原曲者のSUGIZO曰く、「始めから終わりまで対称になるように作った」そうで、原曲の時のタイトルは「シメントリー」だったらしい。そう言われてみると、ああ〜と納得。 今回「LUNATIC TOKYO」の動画をリンク貼りましたが……今聞いても……RYUのMCは面白れーなー(大爆笑 5.GENESIS OF MIND~夢の彼方へ~:原曲・SUGIZO 親友や愛する人のための鎮魂歌。このアルバムが出る前年(93年)にRYUICHIは親友を不慮の事故で亡くしており、その整理のつかない気持ちをツアー中左腕に刻み込んでいた。(なのでRYUICHIの左腕の刺青がすごい事になっていた)あまり「MOTHER」とは関係ないが、その93年(94年頭だったかな?)のライブのRYUのMCがすごい。「少し前に、少し前に、俺は、同じ夢を持った戦友をひとり失った。俺は思った。なぜ、なぜ人を愛しちゃいけないのか。なんで神はひたむきに愛する者を、許してはくれないのかを……。なぜ夢を持っちゃいけない!!!」 余談。INORANはレコーディングの際、実家にあったガットギターを使ったらしい。 6.AURORA:原曲・SUGIZO チューニング壊れかけのラジオのような始まり方をするので、思わずプレイヤーをいじってしまったのは、自分だけでいい。 7.IN FUTURE:原曲・J 歌詞カードを見て目が滑る事請け合い。全部漢字と片仮名。しかも黒字に白文字だから、細かい部分が潰れて読み辛い。イントロで叫ばれているのは「IRRITATED NIGHT」決して「イケてない」ではない。ライブではSUGIZOが一旦演奏を止めた際、「SUGIZO!!!」と叫ぶのがお約束。 8.FAKE:原曲・INORAN ライブで一度も演奏されていない曲として有名(笑 9.TRUE BLUE:原曲・J LUNA SEA4枚目のシングル。初のオリコン初登場1位。しかもノンタイアップ!こうおめでたい話が続いているのにも関わらず、この時期SUGIZOはえらくナーバスな状態になってしまったそうで。(またか)「それよりも、キャンペーンに行くと『すごいですね。いきなり出てきましたね』って言われるんだよ。特に地方だと、LUNA SEAっていきなり出てきたって印象があるみたい(中略)このほんの微妙な高さの違いで周りの人の認識とか、俺たちに対する接し方とかが、変わってくるんだなって思う。それで、逆に複雑な気持ちになったり、ナーバスな気持ちになったりするんだよね」なんて精神状態の頃だったので、SUGIZOは『TRUE BLUE』のPVもあまり好きではないそうだ。 よくも悪くも、杉ちゃんは純粋すぎるんだよ…… 10.MOTHER:原曲・INORAN アルバムのタイトルナンバー。LUNA SEA5枚目のシングル。オリコン初登場5位。(アルバムからノリカット)シングル化にあたりアイルランドでPV撮影を行ったそうなのだが、年に1,2回ほどしか降らない雪が降り、海外に於いても『嵐を呼ぶバンド』のジンクスを遺憾なく発揮した。ライブではSUGIZOのバイオリン持ち替え時間がある(笑
by hypermind
| 2008-12-16 15:04
| LUNA SEA
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Comments(6)
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at 2008-12-20 14:29
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ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
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hypermind at 2008-12-21 15:08
↑12/21の記事でお返事させて頂きました。コメントありがとうございました!
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えぬ。
at 2015-05-04 23:19
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面白く、とても勉強になるレビューで、楽しませて頂きました!素晴らしい音や、歌は色褪せないですね。私もMOTHER大好きです。
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hypermind at 2015-05-05 09:17
おはようございます。少しでも楽しんで頂ければ幸いです。
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ダマース
at 2018-02-01 15:52
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連日のコメント失礼します。
Lovelessの Love…はRYUICHIですか? SUGIZOと声が似ていてわかりません、 こちらのブログでLUNA SEAについてメキメキ知識を増やしてます。ありがとうございます。
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hypermind at 2018-02-05 20:40
こんばんは。お返事遅れてすみません。
現役でファンをやってらっしゃる方のほうが色々と詳しいと思いますので、そちらで質問してみるのも良いかもしれません。
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