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☆ロマンも何もないお話☆
この時期になると『おばあちゃんが女学生の頃、戦争が終わってね〜』的な物語をよく見るのですが、元祖日本の老双子、きんさんぎんさんは、1892(明治25)年生まれ。つまり、だ。1941(昭和16)年の真珠湾攻撃の時には既に、50歳近かったわけだよ。終戦時には、50歳過ぎてたわけだよ!うわー。 かくいう小生のばあちゃんは、太宰治と同い年の1909(明治42)年生まれ。大正15年に一番上の伯母を産んでて、終戦時には38歳だった。ええ、戦争が終わった頃には7〜8人子供がいたのよ。 この時期になると、『おばあちゃんが若い頃。戦争があった』的な話をよく見るのだけどね、それ故に小生とはちょっとズレている。 ああ、小生のばあちゃんが若い頃の話に、「昼頃にえれぇでっけぇ地震があって、東京の方の空が真っ赤だった」てのがある。今でいう、関東大震災の時のお話。ばあちゃんが大体13、14の時分。 【ギターの弾き語りで歌いましょう】 Are you going to Scarborough Fair? Hakurei , Sage, Ilias and Crest Remember me to one who lives there, For she once was a true love of mine. 以下、今月号雑感 ・LC聖戦から20年前。電話もスカイプも要らないジャミール兄弟の会話から今回はスタート ・『裏切った?』「…いえ、まだそうと決まった訳ではありませぬ。ですが、ザフィリが何の意味もなく聖域を抜けるとは思えませぬ」『…つまりセージよ…。お前が危惧しておるのは、まさか…』 ・「ええ。我々の時代の聖戦の悲劇。決して繰り返してはなりませぬ」 ・夏になると、あっちこっちでこの言葉を目にするような気がする ・『アテナがまだ降臨しておらぬとはいえ、今天上の魔星たちは輝きを強め始めておる。今内部からの崩壊は、決して起こしてはならん』「既に真相を探るべく黄金を向かわせております。ブルーグラードへ」 ・というわけで、舞台はブルーグラードへ。雪原の中を走る拳と黒薔薇 ・それはともかく、蠍座の聖闘士に必死に呼びかけるルゴニス先生。「止まれ、ザフィリ!!聖域に戻れ!!そうでなければ、私はお前を脱走罪で始末せねばならん!!」 ・万が一ルゴニス先生が仕留め損なっても、戦闘中に毒の血を少しでも浴びてしまえば相手もゲームオーバーだから、非常に『処分』向きの人材かも知れんね、ルゴニス先生は ・「もはや遅い。セージ様は私をお許しにはならんだろう。魚座ルゴニス、毒の血を持つ男よ。お前を刺客として送ってきているということはな!!」 ・繰り出されるスカーレットニードル。これを受ければ、発狂するほどの激痛が全身を襲います。そこでルゴニス先生が考えたのは。 ・「舞えよ、黒薔薇…我が身を守れ!!ピラニアンローズ!!!」 ・と、黒薔薇を瞬ちゃんのローリングディフェンスのようにして、スカーレットニードルを弾きます ・「俺のスカーレットニードル全てを弾くとは…、さすが触れる物全て砕く黒薔薇…。だがもはや俺にはお前と遊んでいるヒマはない。これ以上追うならば、俺は全力を持ってお前を倒す…!」 ・高まる緊張感。そんな中、ルゴニス先生はどうしても訊かずにはいられませんでした ・「…何故だ…!?何故聖戦の迫る今、我々黄金聖闘士同士が争わねばならん?お前は黄金の中でも強さと思慮深さを兼ね備えた信頼できる男だ。それがどうして…!?セージ様は私に、お前に真意を問えとおっしゃられた。お前を信じているのだ…!私もそうだ…!共に戦い続けた仲間として…!」 ・それを聞いたザフィリさん、大笑いです。「フハハハハハハ!!孤高を常とするお前までもがそのザマとはな…!!」 ・※現在ルゴニス先生、慣れない子育て奮闘中です。家に帰ると天使が待っています ・「俺が耐えられんのは、そのセージ様の…聖域そのものの甘さよ!!次の聖戦は刻一刻と迫ってきている…。もはや信じる信じないで二の足を踏んでいる場合ではないのだ!!」 ・「大いなる聖戦を前に、仲間を信じず何とする…!?」「ではアテナ様はいつ降臨なさるというのか!?」 ・あ〜あ ・「アテナ様は赤子の姿で降臨されるという…。ならば成長して我らを率いるまで、あとどれほどだ?10年待つのか?20年か!?魔星の覚醒をこれほど感じるというのに…!?信じ続けて…待ち続けて全てが手遅れになったらどうするのだ!?それでこの地上は本当に守れるのか!?」 ・まぁ、こいつの言い分と気持ちも、わからんでもない。多分ザフィリさんは、無駄に真面目で責任感が強いような気がする ・「ならば俺は裏切り者で良い…。この地上を守る為ならば…アテナ様以外にもハーデスに対抗する神はいるのだからな…!!!」 ・氷壁の一部を手にかけるザフィリさん。それはなんと…… ・ザフィリが呼び起こしたのは、海底神殿への扉。「そうだ、海皇ポセイドンよ。彼ならばアテナ様の代わりにハーデスに対抗できる…!!幸い彼は未だアテナ様の封印によって眠ったまま。ならばその神の力、切り札として我らの手に納めれば良いのだ。この命と引き換えにな……!!」 ・いや、そんな簡単なものじゃないんですけどね、ポセイドンは ・「だめだ…!それは聖闘士として決して犯してはならん行いよ…!!」 ・▽カノンやユニティはいま、ものいいたそうにこちらをみている ・「たとえお前が地上の事を想っての事だとしても…私はお前を全力で止めるしかないではないか…!」 ・高まる小宇宙。舞い踊る薔薇の花弁「聖域の裏切り者として…!!」「既に覚悟の上よ━━━━!!!」 ・激突する蠍座と魚座。しかしお互いの拳は、獅子の姿をした闘気によって止められます。「…まさか」 ・迫り来る獅子の闘気。光速の牙 ・最強の獅子座の登場に、息を呑む蠍座。イリアスパパは、色々と面倒臭いしな ・「血の匂いがする。争いはここまでだ。ザフィリよ、天地はその血を望んではおらん」 ・パパの指摘に自嘲じみた笑いを見せるザフィリさん。「フフ…、英雄が…、気付いていたとはな……」 ・イリアスパパに隠し事は出来ません。テストの点数が悪くても、シュークリームを黙って食べちゃっても、きっとお見通しです ・膝をつく蠍座。辺りに広がる真っ赤な血。「バカな、ザフィリ……。なんだその傷は。……まさか…。お前は…既に己の身に致死となるスカーレットニードル15発を打ち込んでいたというのか…?」 ・所謂『陰腹を切る』って奴かいね ・「当然の覚悟よ…!!」 ・父親が吸血鬼「あなた…『覚悟して来てる人』……ですよね」 ・「俺は自分が聖闘士としての禁忌を犯している事を知っている…。アテナ様に背き、聖域を抜け、神をたぶらかす。この命投げ出さねば購い切れぬ事もな!!」 ・ミロ「カノ〜ン、見てるか、呼吸してるか?」、カノン「うるせぇ、黙ってろ蠍座」 ・成る程、ザフィリがやろうとしていた事を実際にやっちまったカノンを、『蠍座』のミロがお仕置するって訳か!ああ、手代木先生は無駄に仕事が細かい ・「それを…覚悟というのならば…、ザフィリよ…。その覚悟…、何故アテナ様を…、我々を信じる事に事に向けてはくれなかったのだ…!!!」 ・ルゴニスの魂からの叫びを受け、一瞬心が揺らぐザフィリでしたが、「その正否はいずれ時が教えてくれよう…。だが俺は皆が一つのものを信じ、動かぬ事が恐ろしかった。ならば俺一人が罪を被って地上を救う術が出来るならば、この命で幾らでも償おうと思ったのだ……!そうだ…俺は…俺なりに地上を守りたかったのだ…!!!!」 ・風の鳴くブルーグラードの雪原。そこで事切れた蠍座の聖闘士。その体に近寄り、触れようとしたルゴニスでしたが、己の身を思い出して、手を止めます。それに対しイリアスは、 ・「触れてやらんのか?聖闘士としてザフィリは誤った。…だが、この地上に懸けた想いは、何も変わらずにいたように見えた。それにルゴニス、毒の血を持つお前は、こんな時でもなければ同胞に触れられまい」 ・その言葉を受け、意を決したように両手でザフィリの頭を抱えるルゴニス ・「馬鹿者が!!!何故我々はこんな事で同胞を失わねばならん!!?」 ・と、ルゴニス先生の悲しい叫びが響いたところで、続きは次回の講釈で。 いよいよ老双子編開幕です。最後のLC外伝です。 そしてイリアスパパ。文字通りの神出鬼没。ある意味一輝兄さんと同じくらいのチート(笑。ああ、一輝兄さんも獅子座だったな。 続きも早めに更新出来るように頑張ります。少々お待ち下さいね。
by hypermind
| 2015-08-12 17:11
| 聖闘士関連
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Comments(2)
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森咲まゆみ
at 2015-08-13 12:06
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こんにちは!カノンとミロの会話にニヤニヤしちゃいました笑 ほんと手代木さんは仕事が細かいですよね!良くわかってらっしゃる…!って毎回感心するほど細かいツボをついてくるというか。黄金魂と違って、安心して見ていられます。この「裏切り」っていうのも星矢界の普遍的なテーマですね。先代教皇様も気になるし、続きが楽しみです。シオン様がいないのだけが残念ですけど、ラストでハクレイさんが幼いシオン様を見出すシーンとかあったらな〜なんて勝手に思ってます。
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hypermind at 2015-08-13 21:02
こんばんは!蠍座ぁぁ!!と思っていたのですけど、蠍座がやろうとしていたのは、カノンが実際にやっちまった事で、更にそのカノンをミロがお仕置したと考えると、なかなか因縁深いなと(笑
今回の『裏切り』は彼なりに地上を想う結果だと考えると、方法論を違えただけなのかな?という気もします。 この先、どんなキャラクターが登場するのか、楽しみですね。クレスト先生のお友達の先代教皇は、果たして何座なのでしょうか(笑
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