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『マジック・イン・ムーンライト』を見て参りました。
この作品で監督と脚本を務めたウディ・アレンは、私生活はク○中の○ソ(調べてみなさいな。マジでひどいから)なのだけど、物凄くキュートでロマンティックでお洒落な映画を作る人であります。人間性はマジでアレなんだけど。 そんなウディ・アレンの新作。主演は『英国王のスピーチ』のコリン・ファースと、『アメスパ』シリーズのエマ・ストーン。 1920年代が舞台。中国人に変装して世界中をまわっている凄腕マジシャンのスタンリー(コリン・ファース)は、巡業先のベルリンで幼馴染みで同じくマジシャンであるハワードからある相談を持ちかけられる。話によると、コートダジュールにある名家が、霊能者のアメリカ人美女ソフィー(エマ・ストーン)に引っ掻き回されているらしい。彼女の化けの皮を剥がすべく、南フランスに出向くスタンリーだったが、彼女と共にあるうちにその霊能力は本物と確信。そしてソフィーも、スタンリーにいつの間にやら惹かれていく……。 他人を騙しても自分は騙されたくないマジシャンと、他人を見透かしても自分は見透かされたくない占い師の恋の行方は!? 雰囲気がとにかくお洒落!1920年代のレトロな衣装やセットや小道具が、ハイセンスでお洒落な雰囲気を醸し出している。エマ演じるソフィーが当時の最先端ファッションにあれこれ身を包むのだけど、どれも可愛い。(エマ・ストーンは美人というよりも可愛い印象だなー。『バードマン』もよかった)そして主演のコリン・ファースは流石の存在感。科学や目に見えるものしか信じない理屈屋の悲観主義者が、滅茶苦茶ハマっていた。スタンリーがエマと出会ってどう変わっていくか。それも見物。そして終盤に彼が仕掛ける大逆転劇!伏線は張ってあったけど、あまりにも見せ方が鮮やかなので「キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!!」とテンション上がちゃう。あのスタンリーは滅茶苦茶にカッコよかった。 また、劇中での事象をラストでも上手く用いているので、ちょっとニンマリしちゃう。 ……天体観測所で二人が雨宿りするシーンは、一昔前の少女漫画を彷彿とさせるようなベタな甘さがあるので、ロマンティックなラブコメが好きな人にはお薦め。 後、口喧嘩するシーンはアレン節バリバリでした(笑
by hypermind
| 2015-05-02 13:09
| 映画
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