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『キャプテン・アメリカ:ウィンター・ソルジャー』と同じ日に、『それでも夜は明ける』を見て参りました。
小生がこの映画を見た理由は唯一つ!!ベネディクト・カンバーバッチ。それだけ。 1841年、ニューヨーク州サラトガ。黒人バイオリニストのソロモン・ノーサップ(キウェテル・イジョフォー)は、家族に恵まれ幸せな暮らしを送っていた。そんな中、サーカスで新しい出し物をしたいという白人2人組の誘いに乗り、ソロモンはワシントンへ向かう。そこで夕飯を食べ、酒を飲んで意識を無くしてしまったら……檻に入れられて、奴隷商人に売られてしまったでござる。 ソロモンはプラットという名を付けられ、奴隷商人の手によってニューオーリンズの市場へ送られてしまう。そこでフォード(ベネディクト・カンバーバッチ)に買われ、奴隷として生きることを余儀なくされる。有能なためフォードに気に入られるソロモンだったが、色々あってエップス(マイケル・ファスベンダー)に売られる。このエップスがひでぇ奴なんだわ。 こんな地獄の中で、ソロモンはこの先生きのこることが出来るか!家族の元へ戻れるのか!そして、ブラピはまたこういう役か! とにかく、見ていて辛かった映画。何が辛いかって、理不尽で容赦のない暴力。 首に縄を括りつけて木に吊るすわ、皮膚が弾けて肉が露になるほど鞭でぶつわ、黒人奴隷の少女にエップスが性的暴行するわ、人間を人間と思わない暴力のオンパレードに『うへぇ』と声が出そうになる。 「このきっつい内容がいつまで続くんだよ……」と、エップスの農園のシーンが続くにつれ、陰鬱な気分になってしまう。 少なくとも、何回も見たいとは思わない。一回見ればもう十分ってな映画。悪い映画じゃないんだろうけど、賞レースにあがりまくっている映画なんだけど、小生は一回見れば十分です。2回見たいとは思わない。 一応最後はハッピーエンドなんだけどね、そこに辿り着くまでの2時間が滅茶苦茶辛い。 なので、お勧めするかーと言ったら、唸っちゃうかな。 興味ある方は見てもいいと思うけど、『これ絶対に面白いから、見て見て見て!』と言う気にはなれないな……というのが本音かな。
by hypermind
| 2014-04-30 07:27
| 映画
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