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『大統領の執事の涙』を観てきました。
アイゼンハワー、ケネディ、ジョンソン、ニクソン、フォード、カーター、レーガンと7人の大統領に仕えたホワイトハウス勤務の黒人執事と、その家族の物語。一応実話に基づいたフィクション。 黒人が人間として生きることを許されなかった時代から、物語は始まる。 綿農家の奴隷だったセシル・ゲインズ(フォレスト・ウィテカー)は、農場から出て行き、高級ホテルで懸命に働く。その働きっぷりを買われ、ホワイトハウスの執事にスカウトされる。そこでセシルは大統領に仕え、勤勉に働く。しかし真面目に仕事に取り組むあまり、家庭をさして顧みなかったセシルは、妻や子供が抱える問題にぶち当たったりする。 妻はアル中なりかけ(後に禁酒したけど)、長男は大学サボって黒人公民権運動にのめり込み勘当、次男はベトナム戦争に出征して戦死。 それでもセシルは自分の仕事を真面目に遂行し、妻とも良い関係に戻り、最終的にはホワイトハウスの黒人スタッフの待遇UPにも貢献する。長男と和解したかって?それは映画を見てのお楽しみ。 その後、執事を引退した老セシルが、物語の最後に面会した人物とは……。 とある黒人執事の、そしてその息子の人生一代記。 あらすじをざっと書くと、こんなもの。第二次世界大戦後のアメリカの黒人解放運動や戦争などの知識があると、より楽しめるかもな。 『ミセス・ダウト』でお馴染みのロビン・ウィリアムズが演じたのは、ドワイト・アイゼンハワー大統領。この人は「米軍兵士の命を救うために、日本に原爆を落とす必要はなかった」なんて旨の発言をした人。 ケネディはジェームズ・マースデンが好演。現駐日アメリカ大使のちびっちゃい頃も登場。この頃は小ちゃくて可愛かったのに、後にアメリカの真●子と呼ばれるようになると思うと、胸熱です。 勿論、アメリカ公民権運動の指導者として有名なキング牧師も登場。 アメリカ現代史の本に登場するような人物があれこれ登場するので、そういう意味でも面白い。 意外なところでは、レニー・クラヴィッツとマライヤ・キャリーが出演しています(爆笑 小生レニーさんというと、ドレッドにグラサンかけて鼻ピアスしている頃しか印象にないので、後で出演しているのを知ってビックリした。マライヤさんはセシルの母親役だけど、ちょっと無理ないかね(苦笑 映画は激動の時代に生きた人間のドラマ、家族のドラマで面白かった。 父親の仕事を侮蔑する長男をセシルの妻が平手打ちして、「あんたが得た物は、その『執事』から与えられたものなのよ」と一喝するシーンはよかったなぁ。それから、セシルが妻のために「残業を減らして早く家に帰ろうと」決意するシーンとか。こういう場面やシチュエーションは、わりと日本人も共感できる。 題材が題材だけに「オバマは我々の希望だ!」的なエンディングに仕上がっていますが、確かに大統領に就任した頃は希望だったかも知れないけど(以下略 まぁ、映画自体はよかったです。映画は。 過去のアメリカの黒人差別の凄まじさに、ふと思い出したこのお話。アート・ブレイキーほどの人でも、当時のアメリカじゃ差別を受けていたのかと思うとねぇ。
by hypermind
| 2014-02-24 06:39
| 映画
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