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映画『スルース』を見る。
ロンドン郊外にあるベストセラー作家アンドリュー・ワイク(マイケル・ケイン)のお洒落な屋敷に、マイロ・ティンドルという名の若い役者(ジュード・ロウ)がやってくる。マイロはワイクの妻の愛人で、ワイクに『奥さんと離婚してくれ』と要求。それに対しワイクは、「妻が欲しいなら、私の提案に乗らないか」と持ちかけ、男同士の一人の女性を巡る熾烈で危険なゲームが始まったのであった。二人の男の戦いは、何だか妙な方向に進んでしまい……この密室劇は衝撃のラストを迎える。 いやー、面白かった。最後の最後まで、どういう結末になるのか分からないのがすごい。 まずねー、この話はシナリオがよく出来ているんだわ。脚本を担当したのはハロルド・ピンター(ノーベル文学賞受賞)。劇作家だけあって、どこか舞台っぽい内容だなと思ったのは内緒。二人の男の主導権争いがとにかくスリリングで、どういうオチになるのか目が離せない。優位に立ったと思ったら、あっという間にひっくり返されたりね。特に物語中盤のあのカタルシスは、ジュード・ロウの熱演もあって素晴らしいの一言。見ながら思わず、「キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!!」言っちゃったよ(笑 また、キャストの演技が実に見事。マイケル・ケインとジュード・ロウしか出演していないので、実質二人の演技合戦なんだけど、これが実に見応えたっぷり。マイケル・ケインの怪しさとジュード・ロウの妖しさが画面上で火花散らしまくり。二人共素晴らしい役者さんだね。 マイケルの演じるワイクが、スッゲー嫌みな奴でいい。紳士のツラかぶったドS。鬼畜親父。それに対するジュード演じるマイロなんだけど、とにかく大胆でブチ切れてて、美しい。この作品のジュードは髪がある、しかもブロンドなので、直視できないレベルの美男子。ルックスはともかく、ジュードの演技や化けっぷりにはびっくり。今まで見たジュードの演技の中で、一番キレているかも知れない。 監督は『マイティ・ソー』が個人的には記憶に新しい、ケネス・ブラナー。ケネスさん、ロンドンオリンピックの開会式にも出演していたのね。最近雑誌を読んで知ったわ。(オリンピックに対し基本淡白な小生) 監督・イギリス人、脚本・イギリス人、出演者・二人ともイギリス人……なのに、これアメリカ映画なんだよね(笑 余談。これ、三谷幸喜が好きそうな題材だと思ったのは、ここだけの内緒の話。でも、日本で舞台化なり映画化なりするとしても、キャストが思いつかないなぁ。
by hypermind
| 2012-10-17 19:37
| 映画
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