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・サラ・ヴォーン・アット・ミスター・ケリーズ
サラ・ヴォーンといいますと、一般的にはドラマの主題歌になった「ラヴァーズ・コンチェルト」が有名ですか。そのサラの若い頃のライブ盤。 後年のサラって声や歌唱に迫力が出てきちゃって、小生の感覚としてはよくも悪くもくどいんだけど(笑、このライブアルバムではリラックスしたムードの中、若くて瑞々しい声で歌ってます。声は若いけど、やっぱり上手い。そしてジミー・ジョーンズの瀟洒なピアノが、サラの歌を一層引き立てております。ベストマッチング。 M-9「ハウ・ハイ・ザ・ムーン」はエラ・フィッツジェラルドの十八番なので、聴き比べると面白いかも。 ・サラ・ヴォーン「ガーシュウィン・ライブ!」 で、こっちが後年のサラの歌。上手いけど、上手いけど……真っ昼間から聴けない(笑 アメリカの名作曲家ジョージ・ガーシュウインの作品を、M・ティルソン・トーマスの指揮するオーケストラをバックにサラが歌いまくるという一枚。 ガーシュウインはのだめカンタービレに「ラプソディ・イン・ブルー」を指揮するシーンが出ていたから、漫画読みの人は結構知ってるかも。(余談ですが、のだめたちが長野に行く途中、千秋の運転する車内で峰と真澄ちゃんとのだめがばらばらの歌を歌っていたシーンがありましたが、あの時真澄ちゃんが歌っていたのが、ガーシュウイン作曲のジャズ・オペラ『サマータイム』であります) オーケストラの壮大な演奏とエラのスケール感は、実に相性抜群。 ですが、濃過ぎて・・・お日様の出ている時間帯に聴くのは、小生にはちょっときついです! 鹿児島産超高級黒豚を使ったカツ丼(料理人は道場六三郎)を朝ご飯に出されたような気分になるんだよ… 今は入手し辛いのが、何とも悲しい話。 眠いので何だか無茶苦茶な事書いているような気がする・・・
by hypermind
| 2005-09-23 21:56
| CDレビュー
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